今夜も相変わらずワンパターンのバラエティ番組が流れている。
お笑いタレントの出川哲郎氏が他の出演者からいじめられている。
うれしそうだ。
昔から悪役レスラーもこんな感じだった。
戦後まもなくに活躍したヒール(悪役レスラーのこと)グレート東郷もそうであったに違いない。
意気揚々と登場してきて非道の限りを尽くす。
そして善玉の逆襲に遭い、お約束のように命乞いする。
岐度(きっと)出川氏も同じ気持ちでやっているのだろう。
“道化(どうけ) is money!”の気概だ。
2008年2月6日水曜日
GREEN GUM
電車に乗るときはよくガムをかむ。
お気に入りはLOTTEの昔ながらのGREEN GUMだ。
最近はツブのガムが主流のようであるが、私は板ガム派だ。
まず注意書きの“2、3粒づつお召し上がりください”が気に喰わない。
それなら最初から1粒で済むような、そう、“ガチャガチャ”で出てくるような大きなやつにしといてほしい。
あとはトシのせいかもしれないが、ツブガムはツルンと喉に行きそうで恐いのだ。
「まぁガムでもどうぞ」と言われて引き抜くとバチン!と指を挟まれるB級イタズラ玩具があったが、もしあれの防止のためにツブガムが普及しているとすれば、板ガムも立つ瀬がない。
お気に入りはLOTTEの昔ながらのGREEN GUMだ。
最近はツブのガムが主流のようであるが、私は板ガム派だ。
まず注意書きの“2、3粒づつお召し上がりください”が気に喰わない。
それなら最初から1粒で済むような、そう、“ガチャガチャ”で出てくるような大きなやつにしといてほしい。
あとはトシのせいかもしれないが、ツブガムはツルンと喉に行きそうで恐いのだ。
「まぁガムでもどうぞ」と言われて引き抜くとバチン!と指を挟まれるB級イタズラ玩具があったが、もしあれの防止のためにツブガムが普及しているとすれば、板ガムも立つ瀬がない。
2008年2月5日火曜日
略奪愛
外出先から遠回りして道草を食ってオフィスに戻っていたら、近くにはないと思っていたスーパーマーケットを発見した。
うれしくなりすぐ入店。
残念ながらサラダなどの惣菜の品揃えは悪かったが、みかんが安かったので特売の炭焼き珈琲と一緒に買ってオフィスのあるビルに帰った。
エントランスが見えてきたころだが、そのあたりでキラキラ輝いている部分が見えた。
近づいてみると、輝いていたのは妙齢の美人Yさんの笑顔であった。
まるで私とのデートを待ちわびているようにニコニコしながら手を振ってくれた。
玄関で「お帰りなさい」と手を振る美人の若妻と、スーパーで買い物を頼まれてみかんと炭焼き珈琲を買って帰ったハンサムな旦那の構図である。
当然、美人の若妻はハンサムな私を家庭から略奪したということになる。
「お風呂沸いてるわよ」
「おお、そうか」
「ビールも冷えてるよ」
「おお、そうか」
「あなたの好きな鰻も買っておいたわよ」
「おお、そうか」
「半分はそのまま食べて、残りは丼にするわね」
「おお、そうか」
「肝もあるから、山椒を振りかけてね」
「おお、そうか」
「奈良漬もあるからバッチリでしょ」
「おお、そうか」
そんな妄想をしながら近づくと
Yさんは開口一番
「あんまり眠かったから、外の空気吸いに来たんすよぉ」
「おお、そうか」
「なんすかその袋?あれ?聞いちゃまずかったっすか。あっ、みかん、美味しそうじゃないっすか」
「おお、そうか」
「もちろん、私にくれるんですよね」
「おお、そうか」
「えっ、全部くれるんですか、って嘘ですよぉ!」
「おお、そうか」
「あっ、珈琲まである。えっ“6+1袋”の増量パック?じゃひとつは私のじゃないですか」
「おお、そうか」
「なんだ、一箱全部くれるんじゃないんっすか。まぁいいや」
「おお、そうか」
次々と持っていかれるさまは壮観でさえある。
これぞ“略奪愛”である。
うれしくなりすぐ入店。
残念ながらサラダなどの惣菜の品揃えは悪かったが、みかんが安かったので特売の炭焼き珈琲と一緒に買ってオフィスのあるビルに帰った。
エントランスが見えてきたころだが、そのあたりでキラキラ輝いている部分が見えた。
近づいてみると、輝いていたのは妙齢の美人Yさんの笑顔であった。
まるで私とのデートを待ちわびているようにニコニコしながら手を振ってくれた。
玄関で「お帰りなさい」と手を振る美人の若妻と、スーパーで買い物を頼まれてみかんと炭焼き珈琲を買って帰ったハンサムな旦那の構図である。
当然、美人の若妻はハンサムな私を家庭から略奪したということになる。
「お風呂沸いてるわよ」
「おお、そうか」
「ビールも冷えてるよ」
「おお、そうか」
「あなたの好きな鰻も買っておいたわよ」
「おお、そうか」
「半分はそのまま食べて、残りは丼にするわね」
「おお、そうか」
「肝もあるから、山椒を振りかけてね」
「おお、そうか」
「奈良漬もあるからバッチリでしょ」
「おお、そうか」
そんな妄想をしながら近づくと
Yさんは開口一番
「あんまり眠かったから、外の空気吸いに来たんすよぉ」
「おお、そうか」
「なんすかその袋?あれ?聞いちゃまずかったっすか。あっ、みかん、美味しそうじゃないっすか」
「おお、そうか」
「もちろん、私にくれるんですよね」
「おお、そうか」
「えっ、全部くれるんですか、って嘘ですよぉ!」
「おお、そうか」
「あっ、珈琲まである。えっ“6+1袋”の増量パック?じゃひとつは私のじゃないですか」
「おお、そうか」
「なんだ、一箱全部くれるんじゃないんっすか。まぁいいや」
「おお、そうか」
次々と持っていかれるさまは壮観でさえある。
これぞ“略奪愛”である。
2008年2月4日月曜日
阿川泰子の悲劇
むかしあるテレビ番組で大橋巨泉氏が
「ジャズくらい顔に関係なく聴きたいなぁ」
とコメントした。
阿川泰子さんが歌っている映像を見てのコメントである。
それは阿川泰子さんの歌が下手だと言っているわけではなかった。
たとえば歌手に限らず、スポーツ選手でも、棋士でも、小説家でも、同じ力量ならどうしても美人の方に人気が出る。
そしてその人気が本来の勢力図やランキングを邪魔してしまいかねない。
実力の世界のはずが、外見で得をして下駄を履いたのと同じ状況になる。
大橋氏も美人が好きであろうが、それゆえに、好きなJAZZの世界くらい外見は“マスキング”して味わいたかったのだろう。
しかし阿川さんにしたら、いい迷惑である。
美しいがゆえの悩み、とも言えないし。
関西ではコメンテーターとして有名な放送作家で新野新(しんのしん)という人物がいる。
彼はラジオでこんなことを言っていた。
~テレビなんかの収録番組で司会者から何か聞かれたときにおばちゃんが“ご想像にお任せします”ってよく応えるけど、あれってどうなんやろね。誰も想像したくないよね。吉永小百合が“ご想像にお任せします”ってゆうたらわかるけど、やっぱりおばちゃんがあれを言うのはおかしいよね~
笑福亭鶴瓶は
「そんなん、ほっといたげーな!」(そんなの放っておいてあげなさい)
と思わず突っ込んでいた。
むかしJALがストライキをやったときのこと。
竹村健一氏はテレビでこんなコメントをしたことがある。
~僕は仕事柄よく飛行機に乗るけどね、スチューワーデスはほんまみんな別嬪(べっぴん)さんでやさしい。あんな綺麗な人らがストなんてやろうって言うはずがないからね。だいたい経営幹部が悪いんですよ、きっと~
まだ小池百合子さん(衆議院議員)がアシスタントだったころの話であるが、小池さんは苦笑いしていた。
阿川さんはもうおばちゃんの年代かもしれないけど、阿川さんのことは“想像”してみたいし、阿川さんならストもしないと思う。
「ジャズくらい顔に関係なく聴きたいなぁ」
とコメントした。
阿川泰子さんが歌っている映像を見てのコメントである。
それは阿川泰子さんの歌が下手だと言っているわけではなかった。
たとえば歌手に限らず、スポーツ選手でも、棋士でも、小説家でも、同じ力量ならどうしても美人の方に人気が出る。
そしてその人気が本来の勢力図やランキングを邪魔してしまいかねない。
実力の世界のはずが、外見で得をして下駄を履いたのと同じ状況になる。
大橋氏も美人が好きであろうが、それゆえに、好きなJAZZの世界くらい外見は“マスキング”して味わいたかったのだろう。
しかし阿川さんにしたら、いい迷惑である。
美しいがゆえの悩み、とも言えないし。
関西ではコメンテーターとして有名な放送作家で新野新(しんのしん)という人物がいる。
彼はラジオでこんなことを言っていた。
~テレビなんかの収録番組で司会者から何か聞かれたときにおばちゃんが“ご想像にお任せします”ってよく応えるけど、あれってどうなんやろね。誰も想像したくないよね。吉永小百合が“ご想像にお任せします”ってゆうたらわかるけど、やっぱりおばちゃんがあれを言うのはおかしいよね~
笑福亭鶴瓶は
「そんなん、ほっといたげーな!」(そんなの放っておいてあげなさい)
と思わず突っ込んでいた。
むかしJALがストライキをやったときのこと。
竹村健一氏はテレビでこんなコメントをしたことがある。
~僕は仕事柄よく飛行機に乗るけどね、スチューワーデスはほんまみんな別嬪(べっぴん)さんでやさしい。あんな綺麗な人らがストなんてやろうって言うはずがないからね。だいたい経営幹部が悪いんですよ、きっと~
まだ小池百合子さん(衆議院議員)がアシスタントだったころの話であるが、小池さんは苦笑いしていた。
阿川さんはもうおばちゃんの年代かもしれないけど、阿川さんのことは“想像”してみたいし、阿川さんならストもしないと思う。
2008年2月3日日曜日
ためいきの出るような
私は子供の頃から喉が弱く、そこから風邪をひきやすい。
また、毎日ちゃんと歯磨きをしていても、虫歯になりやすい。
おかしいと思っていたが、長年の研究の結果、理由が分かった。
私は“口呼吸派”なのである。
人間と言うのは基本的に鼻から呼吸するように体の仕組みができているらしく、鼻から息を吸うことによって、病原菌の侵入を防ぎ、冷たい外気が体内に入るのを阻止して喉や肺を乾燥から守る。
口で呼吸すると口腔内を乾燥させ、病原菌を殺す役割の唾液を乾かし、また喉も痛めるとのことである。
子供の頃の写真を見ると、ポカンを口を開いている。
生まれつきそういう体のようであるから、これはしょうがない。
マスクをうまく使ったり、鼻うがいをするといいとか、いろいろなものに書いているが、口をポカンとするように、人生もポカンとしているので、あまり対処する気にもなれない。
昔、谷村新司さんがラジオでこんなことを言っていた。
~小学校のときにテストで“息はどこでしますか”という問題が出て、私は“口”と書いたらペケになりました。先生に“なんで”と聞いたら“答えは鼻や”と言うんです。おかしいでしょ。口でも息をするんですから、ペケじゃなくせめてサンカクにするべきじゃないですか~
きっと谷村さんも“口呼吸派”なのだろう。
しかし、“口呼吸”をペケにした先生は、児童の健康を守るという意味では正しかったのかもしれない。
なるほど溜息(ためいき)は幸せを失くすはずである。。。
また、毎日ちゃんと歯磨きをしていても、虫歯になりやすい。
おかしいと思っていたが、長年の研究の結果、理由が分かった。
私は“口呼吸派”なのである。
人間と言うのは基本的に鼻から呼吸するように体の仕組みができているらしく、鼻から息を吸うことによって、病原菌の侵入を防ぎ、冷たい外気が体内に入るのを阻止して喉や肺を乾燥から守る。
口で呼吸すると口腔内を乾燥させ、病原菌を殺す役割の唾液を乾かし、また喉も痛めるとのことである。
子供の頃の写真を見ると、ポカンを口を開いている。
生まれつきそういう体のようであるから、これはしょうがない。
マスクをうまく使ったり、鼻うがいをするといいとか、いろいろなものに書いているが、口をポカンとするように、人生もポカンとしているので、あまり対処する気にもなれない。
昔、谷村新司さんがラジオでこんなことを言っていた。
~小学校のときにテストで“息はどこでしますか”という問題が出て、私は“口”と書いたらペケになりました。先生に“なんで”と聞いたら“答えは鼻や”と言うんです。おかしいでしょ。口でも息をするんですから、ペケじゃなくせめてサンカクにするべきじゃないですか~
きっと谷村さんも“口呼吸派”なのだろう。
しかし、“口呼吸”をペケにした先生は、児童の健康を守るという意味では正しかったのかもしれない。
なるほど溜息(ためいき)は幸せを失くすはずである。。。
2008年2月2日土曜日
二十歳の原点
京都駅のキヨスクでのこと。
大学生らしき男が、タバコを求めた。
店のおばちゃん
「二十歳(はたち)過ぎてるよね」
男は憮然とした顔で
「見たらわかるやろ」
見ても判らなかったから聞いたということをこの男は分からなかったか、あるいは分かりたくなかったのだろう。
私もコンビニで酒を買い求める時は
「二十歳過ぎてるよね」
と問われないかといまだに緊張するので気持ちは解る。
タバコを自販機で買う時に必要な年令識別カード制度が昨日からスタートした。
誰が考えても滑稽な制度であるが、受け狙いだとすれば失敗だ。
カードを忘れた男が自販機に向かって
「見たらわかるやろ」
と文句を言うのを期待するしかない。
大学生らしき男が、タバコを求めた。
店のおばちゃん
「二十歳(はたち)過ぎてるよね」
男は憮然とした顔で
「見たらわかるやろ」
見ても判らなかったから聞いたということをこの男は分からなかったか、あるいは分かりたくなかったのだろう。
私もコンビニで酒を買い求める時は
「二十歳過ぎてるよね」
と問われないかといまだに緊張するので気持ちは解る。
タバコを自販機で買う時に必要な年令識別カード制度が昨日からスタートした。
誰が考えても滑稽な制度であるが、受け狙いだとすれば失敗だ。
カードを忘れた男が自販機に向かって
「見たらわかるやろ」
と文句を言うのを期待するしかない。
2008年2月1日金曜日
パンシロンでパンパンパン
30年ほど前であろうか、祖父がテーブルの前で胡坐(あぐら)をかいてテーブルに置いてある胃腸薬「パンシロン」(いまでもあるのだろうか)を見ていた。
何をしているのか私は尋ねた。
祖父は
「腐りかけの饅頭が勿体無いので食べた。腹が痛くなったらシロン(祖父はパンシロンをこう呼んでいた)を飲もうと思ってな」
私は呆れて言葉を失った。
明治の男とはいえ、さすがに幼少の頃より赤貧(せきひん)洗うが如しの生活をしていただけのことはある。
私にとっての凄み体験のひとつである。
今年の正月に帰省したときのこと。
母曰く
「最近は賞味期限がどうのこうのと、うるさ過ぎる。食べ物など少し嗅げば腐っているかどうか分かるし、食べてみて酸っぱかったらやめればいい」
これも戦前生まれの凄みのある言葉である。
饅頭屋で働いた経験もある母は続けた。
「最近内部告発なんてよくあるけど、あんなものは従業員を大事にしてない証拠。よっぽど性質(たち)の悪いのは別にして、食べ物なんてそんなに神経質になる必要はない。私が行ってた饅頭屋だって、余った饅頭の皮を剥いてアンコはまた釜に戻して炊いてた。あんな砂糖を使ったものはそうそう腐らない。従業員を大事にしてたら騒いでいいものかどうか、ちゃんとわきまえるもんや」
昔やっていたように、食べ物をクンクンする癖を復活した。
何をしているのか私は尋ねた。
祖父は
「腐りかけの饅頭が勿体無いので食べた。腹が痛くなったらシロン(祖父はパンシロンをこう呼んでいた)を飲もうと思ってな」
私は呆れて言葉を失った。
明治の男とはいえ、さすがに幼少の頃より赤貧(せきひん)洗うが如しの生活をしていただけのことはある。
私にとっての凄み体験のひとつである。
今年の正月に帰省したときのこと。
母曰く
「最近は賞味期限がどうのこうのと、うるさ過ぎる。食べ物など少し嗅げば腐っているかどうか分かるし、食べてみて酸っぱかったらやめればいい」
これも戦前生まれの凄みのある言葉である。
饅頭屋で働いた経験もある母は続けた。
「最近内部告発なんてよくあるけど、あんなものは従業員を大事にしてない証拠。よっぽど性質(たち)の悪いのは別にして、食べ物なんてそんなに神経質になる必要はない。私が行ってた饅頭屋だって、余った饅頭の皮を剥いてアンコはまた釜に戻して炊いてた。あんな砂糖を使ったものはそうそう腐らない。従業員を大事にしてたら騒いでいいものかどうか、ちゃんとわきまえるもんや」
昔やっていたように、食べ物をクンクンする癖を復活した。
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