2008年7月14日月曜日

Ca

今朝、後輩女子Tちゃんが近づいてきて私に云った。
「カルシウム持ってません?」
「カルシウム?うーん、、、そうや、ワカメなら持ってるよ」
「ワカメ?乾燥ワカメってこと?」
「そうそう、カルシウムたっぷり、、、多分」
「どうしろって云うの?」
「お湯で戻して食べる」
「あのねぇ・・・」
「あっ、お吸い物がある。それに入れれば?」
「うーん、、、他には?」
「うーん、カルシウムと云われようがマグネシウムと云われようが、いま持ってるのはチョコとキャンディーだけ」
「そっかぁ」
「カルシウムって何に入ってたっけ?」
「例えば、牛乳とか」
「そっかぁ。さすがに牛乳は買い置きしてないなぁ」

そんなわけでランチは外出せずに、コンビニに行って弁当を買い、その足でカルシウムのサプリみたいのなのがないか店内を探した。
、、、ない。
牛乳くらいはあるだろうと思って飲料コーナーに行ったが、セブンイレブンやローソンのようなちゃんとしたコンビニではないので、品揃えが悪く置いてない。
他をウロウロすると、あったあった♪
『かっぱえびせん』
Caたっぷりと書いてある。
意気揚々とオフィスに戻り、Tちゃんにあげた。

数分後、ふと思った。
急にカルシウムが欲しくなるなんて、どういうことだろう。
Tちゃんがカルシウムを所望したのは初めてだ。
そう云えば、カルシウム不足になるとイライラする、とはよく聞く話だ。
そうか!
Tちゃんが近づいてきたので、得意顔で私は云った。
「ひょっとして、なんかイライラしてるんでないの?」
「大きな声で云わないのっ!朝はそれを伝えたかったのっ!」
なんのことはない、私はカルシウムの入った食品の会話をするべきでもなければ、コンビニに行ってカルシウムを調達するべきでもなく、イライラを解消してあげるべきだったのだっ。

気づくのが3時間ほど遅かった。

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