2008年2月17日日曜日

昭和53年

衣服に関して、あまりの急激な変化に驚愕することがある。

たとえば愛用のダウンコオト。
急にチャックが動きづらくなった。
確か5万円はしたはずの高級品にも関わらず、である。
こまったものだ。
あとスーツのズボン。
太ももの根元が擦れ合うあたりに穴が開いた。
一応Brooks Brothersなのに、である。
確かに長く愛用し過ぎている私にも問題があるのかもしれない。
ダウンコオトは確か昭和53年の冬に購入した筈だから、もう30年になる。
ブルックスのスーツもかれこれ20年だ。

しかし、カシミアのコオトはまだ10年ほどであるにも関わらず、左わきの下の部分が破けていることに気づいた。
ジャスコの吊るしとはいえ早過ぎないか。
デイパックをコオトの上から背負って、ほぼ毎朝駅まで走るのだが、確かにわきの下に当たる部分にデイパックの留め金があるので私の使い方に問題があるのかもしれないが、とにかく見られると恥ずかしいくらいの大きな穴である。
つり革は専(もっぱ)ら右手で持つことにした。
当然ながら一週間ほど前には右側にも小さな穴を発見してしまった。
電車でつり革を持つことにさらに慎重になった。

失言癖のある私であるが、わきの甘さは禁物だ。

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