2007年11月7日水曜日

超能力者の告白

私には予知能力がある。霊感も強い。時空を超える能力もある。
いや、それらの能力を持っている、と少なくとも自分自身では信じている。
しかしその能力によって、すごく得をしたことはない。
やはり悪用はできないようになっているようだ。
せいぜい、ある女の子の名前がなんの脈絡もなくふと口から出ると、曲がり角からその女の子が現れたくらいのものである。
これには高校友人のK橋君も驚いていた。

今朝、夢を見た。
会社で好きな女の子Kさんの夢である。
好きといっても20歳も年が違うので、勝手に好きになっているだけの話である。
では、Kさんだけが好きかといえば、Nさんも好きだし、Iさんも好きである。
社外ではS出版のHさんも、某経済団体のBさんも好きであるし、勇気をもって実名で言えば、小雪も長谷川京子も長澤まさみも、めぞん一刻の響子さんも好きである。
とはいえ、今朝はKさんの夢を見た。

~~~むこうからKさんが歩いてくる。
しかし、Kさんはこっちに興味を示さない。
よく見ると若い!初々しい。そうか、高校生の時のKさんが夢に現れたのである。
とっさに、あとでKさんに確認しようと思って服装を見た。
厚手の赤っぽいタータンチェックのスカートであった。
よし!これで確認できる。
通勤電車で携帯にメールを送った。
“高校生のころとか、赤系のチェックのスカートはいてた?”
“はいてましたよ。基本でしょ。(汗をかくマーク付き)”
あとで確認すると、つまり、「私たちの世代ではそのスカートは当たり前でしょ。ばかばかしい」というような意味の回答だった。
しかし、Kさんの時代の流行を知る由もないのであるから、私が時空を超えたことは間違いないのである。なんの役にも立たないことに変わりはないが。

先週の土曜日はこまったことに出勤になってしまい、リズムが狂っていつも日曜日に行くジムをサボってしまった。
気合を入れて今日行くぞ、と準備をして出社したが、帰る段になって上司の部屋で雑談に花が咲いてしまい、遅くなってしまった。
しかし気を取り直し、遅くなっても行くぞ、と気負って電車に乗ったが、前を走る電車が車輌故障でまた遅れて、もうジムに寄るのはやめようと決めた。
しかし、意思の強い私は家に帰ってから運動しようと帰宅して、いつものように、ハンドグリップからウォーミングアップを開始した。
するといきなりハンドグリップが折れたのである。
さすがにこれはもう今日は運動はやめなさい、との啓示だと思った。
きっと、このまま続けていたら、私は心臓麻痺で天に召されていただろう。
本当に私が超能力者でよかった♪

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