2007年11月30日金曜日

バチッ!

子供のころは感じなかったのに冬になると静電気に悩まされる。
営業車に乗っていたころは、得意先で降りるたびごと悩ましかった。
急いでいなければ、ドアの金属部分に触れたまま地面に足を着き、そっと椅子からお尻を上げた瞬間に弱い電流が指に流れて「無罪放免」となるが、急いで降りるとひどい「洗礼」を受けることになった。

海外旅行に行くとホテルのカーペットのせいか、よく静電気の被害に遭う。
空気が乾燥している米国西海岸は特にひどい。
握手でバチッと火花が飛んだこともあった(><)
1657年に起きた江戸の大半を焼失したという明暦の大火は、因縁のある振袖を供養のため和尚が寺の火に投げ入れたら火柱が上がり、そこから燃え広がったという言い伝えから「振袖火事」とも言われている。
西海岸ではさしずめ「握手火事」いやシェイクハンド・ファイヤーが起きてもおかしくない。

最近はホテルのエレベーターのボタン脇に静電気予防のシールまで登場した。
静電気のバチッはそれほど嫌われているのである。

水資源保護のためか、経費節約のためか、トイレの水道は自動止栓装置付きが増えてきた。
それが、なんと!水が出て手に触れた瞬間に“バチッ!”とくることも。
水だけに乾燥とは無縁のはずなのに。。。
「むちゃするなよ」と突っ込みたくなる静電気現象である。

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