2007年11月15日木曜日

小夜奈良

さようなら・・・

中国語では再见
日本語通りの意味が語源なら、粋な別れの言葉である。
「再び会おう」というふうに読める。
再会が前提となった別れである。

英語のGood Byeは、GodがGoodに、ByがByeに転じた言葉であり
「主がいつまでも汝のそばにいますように」という意味を含んでいると
聞いたことがある。
軽い別れの挨拶のようでもあるが、二度と会えないかもしれない
旅立つ人へのはなむけの感がある。

そういえば、むかし深夜映画で「再会」という映画をやっていて、原題が
“Re-united”だったので、うまく訳したものだと感心した。

さて、日本語のさようなら。
諸説あるのかもしれないが、「さようならば、これにて失礼いたしまする」
の最初だけが残ったと何かで読んだことがある。
さようは左様であるから、「その通り」くらいの意味か。
そうすると日本語の別れの言葉は「そういうことなら、あばよ」のような
捨て台詞にも聞こえてくる。

当て字だと思うが、小夜奈良でさよならと読ませる
なぜか艶っぽい言葉もある。

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