オフィスの窓から東京タワーが見える。
ペイペイには決まった机がないので、気まぐれに今日はそんな席にすわってみた。
よく、テレビでグラビアアイドルがゲスト出演して、自分の水着の写真集を司会者にプレゼントしたりする。
やおら写真集を開く司会者。
水着写真を見ながら実物とも対面する、というのは至福の贅沢だろう。
きっと今日座った席で、映画『続、Always三丁目の夕日』のDVDを見たら、窓に映る実物東京タワーも同時に見ることができて乙(おつ)な気分に浸れたかも。。。
んなわけないか。。。
あの映画は懐古趣味でヒットしているが、ふと考えた。昭和30年代にも映画はたくさんあり、日常風景を描いた傑作もあるはずだ。黒澤作品とか木下作品とか。
そうすると、CGを駆使した映画を観なくても、リアルな昭和30年代がそこにあるのだ。
CGには、自由に表現できるバーチャルとしての強みはあるが、やはり本物にはかなわない。
いつか人々は気付くのだろうか。
「三丁目」ではなく、本物を再評価することの大切さを。
なんでも新しければいい、というわけでなく、古いものを守ることこそ大変だが大切なのだ、という基本的なことを。
0 件のコメント:
コメントを投稿