人生において安心は禁物だ。
私の現在の身長は173cmである。
安心してなければ私の身長は180cmまで伸びていたはずだ。
中一入学のとき143cm、中二でも147cmだった。
かなり小さい。
それが中三から高一にかけて、中一からすると30cm伸びて173cmになったのだ。
父はそうでもなかったが母は
「これからの男は170cmは最低でもないと結婚相手を見つけるにも…」
と気を揉んでいたので、私の身長が170cmを超えたときは安心したようだった。
不覚にもここで私は安心してしまい、まだまだ身長を伸ばそうという気持ちを途切らせてしまった。
しかし世は“180cm時代”に入ったような気がする。
いや、男がそれだけ大きくなったのではなく、女が大きくなったのだ。
いきおい男が女に釣り合おうとすると、どうしても180cm要る。
そうして進化論的に男も大きくなったような気がする。
とはいえ男が女の腕につかまっているような、“ノミのカップル”も世に増えてきた。
それも世の流れかもしれない。
しかしながら
「もうこれでもいいや」
と人間まで小さくなってはいけない。
須(すべから)く安心禁物だ。
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