2008年3月1日土曜日

元始、私は太陽であつた

細君から相撲の番付を頼まれ調達した。
昔、二姫からも頼まれたことを思い出し
「そういえば、二姫の友達か担任から頼まれて調達したことがあったが、もうそっちは大丈夫なのかね?」
と、聞いたところ、細君は素っ頓狂な声で
「はぁ~っ?」
と言い
「何年前の話を言ってるの?もう10年以上前の小学校一年生くらいの時の話じゃない、それ」
と、侮蔑を含んだ声が返ってきた。
「うーむ、そうであったか。まぁ私にとっては一姫も二姫も赤ん坊である時から今に至るまで、大して変わったような気がしないのだよ。自分自身も含めてね」
「それは、まさにあなたが自分中心に世の中が回ってるって思ってる証拠よ。本当におめでたいわねぇ」
「なるほど、私中心か。そうか。回りは私を中心に公転している地球みたいなものだから季節の移ろいがあるわけで、つまり私は太陽か。それでみなに日差しをさんさんと降り注いでいるわけだね」
「なにまたジコチューなこと言ってるわけ?あなたが振りまいてるのはせいぜい顰蹙(ひんしゅく)じゃないの。あとトイレに行ったら便器に●●●を振りまいて、掃除が大変だったらありゃしない」
「トイレに行って●●●をして何か悪いのかね。●●●をするためにトイレがあるのであって、もし私がベッドルームで●●●をしたら大変なことになるだろう?」
「当たり前じゃないの。そんなことしたら自分で掃除してよね」
「何を現実的な話をしているのかね?私が本当にそんなことをするとでも思っているのかね」
「どうでもいいけど、2階のトイレで●●●するのやめてくれない?3階のトイレでしてよ。パパが入ったあとは臭くてしばらく使えないんだから」
「どこのトイレを使おうと私の勝手ではないか。3階のトイレが私専用などといつ決まったのかね。第一私だって広い3階のトイレの方が好きだから3階を好んで使っているのであって、2階でするのは我慢ができないからではないか。3階に行こうとして途中の階段で漏らしてしまってもいいのかね」
「おしりに栓でもなんでもして上がればいいでしょ」

大相撲の番付の話が、私のおしりの話に発展してしまった。
時間の浪費であった。

唯一の収穫は、私が太陽であることが分かったことだ。

0 件のコメント: