2008年3月31日月曜日

Skyscraper

今日は年に一度の人間ドック。
今年も新宿にある東京医大。
高層ビル街のほぼ真ん中に位置する。

1975年、初めて上京しあのビル群を見た時の驚きと言ったら。
あまりにも高いビルばかりに驚き、ずっと空を見上げていたら一緒に来てた同級生のF原が
「おのぼりさん丸出しで恥ずかしいから止(や)めてくれ」
と、言うが
「いやぁ、これが噂のスカイスクレイパァかぁ」
と意に介さず見続けたものだ。
中学の時の英語の教科書にニューヨークのSkyscraperに関する記述があり、訳は摩天楼。
直訳は“空を引っ掻く”
なんやそら?という感じで、摩天楼になるとさらに意味が判らなかった。
新宿に来てその意味がわかったのだ。
確かにビルが空を引っ掻いている。

それでも1987年、初めてニューヨークに行った時には新宿との桁違いのビル群に仰天し、
「そうか、これはほんまに空を引っ掻いとるなぁ」
と“本家”を見て納得した次第。

10年以上、この季節になると、いつもそのことを思い出しながら歩く。

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