実家の母から荷物が届いた。
荷物の他にいつも入れてくれるものがある。
「赤穂民報」という赤穂市内で新聞に折り込まれる毎週土曜日発行のフリーペイパーだ。
3月8日号の中には浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)を偲ぶ企画が催されることが紹介されている。
そう3月14日は、元禄14年(1701年)の江戸城松の廊下での刃傷事件により切腹を命じられて35歳で没した、赤穂藩の殿様であった浅野内匠頭長矩公の命日である。
彼の辞世の句は暗記している。
かぜさそう はなよりもなほ われはまた はるのなごりを いかにとかせむ
桜散る木の下でこの句を詠み、腹を切る姿はさまざまな“忠臣蔵”で描かれている。
1701年の3月14日は旧暦なので、新暦で言うと4月21日。
この年は桜前線の動きが少しばかり遅かったのかもしれない。
ということで昨日は“新暦の3月14日”だったが、国道15号線から泉岳寺に向かって一礼した。
18世紀から300年以上愛され続ける忠臣蔵。
実に不思議な気分とともに、モト赤穂市民としては面映いような気持ちも交錯する。
金曜の夜、CXのニュースJAPANで滝川クリステルさんを堪能したあとのスポーツニュース「すぽると」が好きである。
フローラン・ダバディーというフランス人が出てきて、決して完璧とは言えない日本語でニュースキャスターを務めている。
髭面(ひげづら)で、派手な服装でいながら、極めて真面目にコメントする。
改めて21世紀を実感する瞬間である。
1 件のコメント:
昨日。
領国界隈をうろうろしていて。
「吉良邸」跡の公園(といっても、???というほど、猫の額ほどの広さ。入り口から3歩程度ですべてを把握できる程度。)によりました。
「公園」として自治体で管理せねばならないのだな。史跡を残し続けるというのも大変なものよ。。。と思いつつ、ちゃんこ鍋を食べました。
追伸
ダバディ氏は、トルシエ元サッカー全日本代表の通訳だった方ですね。
トルシエが選手に指示を出すロッカールームで、通訳をしていると「んなこと言ってねーだろう・・・」と選手が思うほどの「意訳」で、選手を叱咤激励していたそうな。
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