2007年12月30日日曜日

ひらめき

報道はされていたが、帰省ラッシュ。
全席指定だった頃の「のぞみ」が懐かしい。
私の4号車に車内販売が来ないのである。
ああ、スタバで珈琲を買っておいてよかった。

のぞみは福山に着いた。
生まれて初めて降りる駅。
寒いっ!
天気予報では今日の広島は雪
(>0<)
高速バスしまなみライナーの乗り場に行く。
切符売場で切符について尋ねると、事前に買うことはできず、並ばないとならないとのこと。
発車時刻まで30分、何の囲いもない寒風の下で並ぶ。
うう~寒いっ。。
乗車すると、ほぼ満席。補助席まで出す。
約40分の乗車、瀬戸田バスストップへ。

うっ、寒いっ。
ここ、高速道路のバス停やんけ。
何もない暗闇が広がる。
ユースホステルに電話、「救助」を求めると、迎えに行くとのこと。
ありがたい。
バス停の囲いの中で寒風を避ける。
15分後迎えが。
オーナー大本さんの息子さん夫婦。

やってきました。
瀬戸田しまなみユースホステル。
そして、32年振りの大本さんとの再会。
「いやぁ、32年振りだってね、なんとなく面影が」
と、大本さん。
営業トークでも嬉しい。

7時だが、そこはユース!ホステル。
「食事どうぞ」
と、促され食堂へ。
今夜の客は私一人。
私一人が食堂で、学食のS定食のようなメニュー。
家族の方々は厨房で食べている。
私がいなければ、みなは食堂で食べられたんじゃないか、と一瞬罪悪感。

8時前だが、そこはユース!ホステル。
「お風呂であったまってください」
と、促されお風呂へ。
4人くらい入れる湯船を占領。
温泉なので気持ちがいい。

部屋に戻る。
携帯を見た。
あっ!!!圏外!!!
仕方なくコタツに一人で入ってテレビを見る。
大本さんに手相を見てもらうのは朝飯のときにするか・・・
なぞ、考えていたら、ドアを“ガンガンガンガン”とノックする音が。
ん?
大本さんが
「ちょっと出てきませんか?」
「喜んで」

32年振りに話し込んだ。
9時から零時近くまで。
70歳になられたとの大本さんは元気だ。
あの時は、38歳だったのか。

氏の日産自動車サラリーマン時代の話
ユースホステル衰退論
家督制度復活論
大浴場脅威論
話しは尽きない。

そして、日付が変わる前に切り出した。
まず手相を見てもらった。
“32年前の予言の話はあとだ”
「あっ、ひらめきがあるね。僕の手相と似ている。長男?親を継がない相が出てるね。運命線が強いね。仕事うまくいくね。」
「32年前に、大学受験を甘く見ているということと、年取ってから体を壊すって言われまして、一つ目が当たったし、二つ目も気になるので、今日お訪ねしたのですが。まぁ手相は変わるとも言いますので」
「年取ってからというより、若い頃に少し体悪くしてるかもしれないけど、年取ってからは心配ないね」

“ひらめきがある”
私の好きな響きだ♪

32年前の肩の荷物、重荷ではなかったが、、、

今夜下ろした。

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