2008年4月8日火曜日

缶コーヒー考

4連休明けの仕事は辛い。
ほとんど拷問である。
しかも強い雨で電車が遅れる。
どうせなら昼まで不通になってくれれば、ゆっくりとスタバで読書ができたのに。

オフィスをうろうろしていると、向こうから自動販売機が呼んでいる。
「なんやねん?」
と近づくと、
「そうかぁ」
と思う。
缶コーヒーを含めてお茶など全部の商品が“COLD”になっている。
“HOT”が消え去った。
自販機は春を告げていたのである。

キリンの自販機に新しい缶コーヒーが入っていた。
新製品は飲んでみる主義だ。
購入する。
冷たい。
缶コーヒーの飲み頃は、夏でも冬でも“室温”だと思っている。
喫茶店の珈琲を目指してもらってもこまるのだ。
「珈琲が飲みた~い」
と思ってもないときに急場をしのぐのが缶コーヒーの役割である。
安っぽいカレーを食べた後に、飲みたくなることもあるのが缶コーヒーだ。

給湯器のところに行って、熱湯を出し、火傷をしないよう注意しながら缶を温める。
室温まで温度が戻ったら飲む。
新製品はやはり美味い。
初期のUCC缶コーヒーの味を彷彿とさせる。
昔の駅の売店に缶コーヒーを置き始めた頃は、室温だったと思う。
自販機も冷蔵一辺倒ではなく、環境にも配慮するとかなんとか理屈をつけて、室温の飲み物も提供して欲しいものである。

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