“ふくお”“かしわえ”“とうとうりょく”“ひぐれさと”
もう気付いたかもしれないが、それぞれ東京都内の地名“福生(ふっさ)”“狛江(こまえ)”“等々力(とどろき)”“日暮里(にっぽり)”の私の読み間違い、上京初期の頃から5年にかけてまでの話である。
“かしわえ”などは、完全に漢字を間違っているので恥ずかしい限り。
そんな私もすっかり都会人だ。
東京駅の皇居側が丸の内だと理解している。
京橋のタイ料理『ワンタイ』に行くときも道に迷わなくなった。
『ワンタイ』に行くときの目印にしている八重洲ブックセンターを目指して電車を降りるときも、3回に1回くらいしか降り口を間違えない。
しかし八重洲ブックセンターに辿(たど)りつけば、まず迷うことはなくなった。
行きつけの神田の上海料理『竹苑』に行くときも、あの複雑な神田駅周辺であっても、降り口さえ間違えなければ2回に1回は迷わず行ける。
たとえ降り口を間違えても、店に電話をかけて總經理(そうけいり、つまり社長)の蔡(サイ)さんか美人店員の陸(ルー)さんの親切なガイドで、たいていスムーズに入店できる。
原宿の竹下通りに行くときには辺鄙(へんぴ)な方の改札を使うほうが近いことも知っている。
オフィスから見える東京タワーを見るたびに、私も東京人になったものだなぁと感慨に耽(ふけ)る。
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