2008年4月17日木曜日

阿修羅のごとく

昼、出席者15人ほどの小さな会合に出た。
会場は日本工業倶楽部なので、昼食に出る弁当が上品なのはよいが、量が少なくてこまる。

左隣のネイムプレイトを見ると‘出井伸之’とある。
SONYの元会長の出井さん、今は会社を起こされてクオンタムリープ株式会社の社長である。

声をかけた。
「あっ、どーも。いつぞやは六本木のジンギスカンではご馳走になりました。」
去年だったと思うが出井さんがご馳走してくれると云うので、きっとワインなぞ飲ませるお洒落な店だろうと思っていたところ集合場所が六本木の『くろひつじ』だったので、招かれた10人ほどはみな意表を突かれた格好になり愉快であった。
名刺をいただいたところ、SONYの時はシンプルな名刺だったが、今はカラフルな名刺で、まるでベンチャー企業の社長だ。
さすがである。

少し雑談して食事を終え会合が始まったが、健康のためなのか、半分ほど残されていた。

SONYの社長時代、男の色気を持った人だなぁと思っていた。
ああいう顔、そう、云うならば興福寺の阿修羅像のような顔が昔から生理的に好きである。
他には例えば渡哲也、山口百恵、藤本義一、最近では相武紗季が“阿修羅顔”か。

初めて出井さんと会って挨拶したのは1998年の5月なのでかれこれ10年前だが、名刺交換の時に“抱き締められたい”と禁断の誘惑に駆られたのは、後にも先にもこの時しかない。

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