さすがに連休明けである。
予想はしていたが、ここまでだるいとは思わなかった。
こんな日は・・・
「そうだ!『デヴィコーナー』のカレーだ」
電話でいつものチキンカレー弁当を注文し、三田から自転車でR15をひた走り品川へ。
「どぉもー」
「ハイ、デキテマスヨォ(インド人なので片仮名だ。芸が細かい)」
「えっと、750円でしたよね」
「アッ、スミマセン、ハッピャクエンデス」
「あっ、値上げね」
と、苦笑。
ガソリンがリッター30円上がるだけで、自動車で列をなして並んでいるニュース映像を見て
「たかだか、節約できても一回の1500円くらいのもの。そんなの飲み屋のつまみ2品や」
と、大物発言をしていたが、デヴィコーナーの50円の値上げは応えた
(><)
夕方はあまりにも腹が減ったので三田の慶應通りにある『長崎ちゃんぽんリンガーハット』へ。
長崎ちゃんぽんと餃子のセット、ちゃんぽんセットとチャーハンを注文。
カウンターで何気なく調理場を眺めた。
おばちゃんが電磁調理器で具の入ったスープを温め、乾燥麺か冷凍麺のような麺の塊(かたまり)を投入して、ピピピの音と共に器に盛り始めた。
横にあるドラム式洗濯機の中身だけのようなお釜がグルグル回っている。
中を覗くとチャーハンだ。
下から熱せられ、中の一枚の羽根でかき混ぜられる仕組みだ。
こちらは出来上がると自動的に停止して、店員が釜をこちらに傾けて皿に盛る。
なんだか人力で動く工場のようだ。
店を出るときに、長崎ちゃんぽんを単品で頼んだ客の品を見ると、私のちゃんぽんより器が大きい。
おかしいではないか。
セットのちゃんぽんは小さめだと表示すべきである。
こうして世間では、値上げしたりコストダウンしたり、企業努力をして生き抜いているのか。
自宅に帰る。
一姫が風呂に入っている様子。
「あっ、いまお風呂に入ってるけど、急いで出るって言ってたよ」
と、細君。
寛大な私は、風呂の中の一姫に向かって
「慌てて出ることはない。ゆっくり入りたまえ」
「えっ、何?何当たり前のこと言ってんの?」
「えーい、小癪(こしゃく)な。さっさと洗って出てまいるがよい!」
しばらく出てこなさそうなので、3階に上がり廊下で腕立て伏せをする。
二姫が犬を寝かせるために上がってきた。
まめ(柴犬の名前♀)が眠いのかテンション低めだったので、犬に向かって
「もう、スリーピングゥ?!」
と、エドなんとかのように親指と下唇を突き出して言ったら、二姫は
「ちょっとぉ!!何やってんのよぉ!!!」
と、プイと自室に連れて行った。
トレーニングを終え2階のリビングに戻る。
もうすぐ10時半だ。
テレビをつけ10チャンネルに合わせる。
私の“企業努力”は、空回りするが、天気予報の市川寛子さんだけは
「おつかれさま」
と、いう顔で癒してくれる。
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