2008年5月19日月曜日

一寸の虫にも五分の魂

昨日ジムに行ったら、ジムの会長から
「お知り合いの方が、昨日体験入門に来られましたよ」
「えっ?!誰ですか?」
「Oさんって女性です」
「あぁ!大学の同級生です」
今年私が親しい人に送った年賀状は、私が上半身裸でファイティングポーズを決めている写真をデザインしたのだが、なんでも私の腹筋が割れているの見て、意を決して門をくぐったとのこと。
さすが旧姓H中さんである。
昔から行動派だ。

それにしても、後にも先にもこれほど評判の悪かった年賀状はない。
「新年早々、気持ち悪いものを送ってくるな」
「すぐポイしました」
「家にシュレッダーがあってよかった」
「最低のナルシストだ」

これだけ評判が悪いと、却って気持ちが良かった。
昔から“抱かれたい男”にランクインする男は、たいてい“抱かれたくない男”にもランクインするものだ。
ただ“抱かれたくない男”にだけ顔を出す常連が存在することは、少し気になるところだが。

まぁ、それくらいの“抵抗勢力”は、計算済みである。
メタボを克服した記念に、どうしても撮って、自慢したかったのだから仕方がない。
宮沢りえだって若いころ“記念”に脱いだのだ。
私が記念に脱いでも許されて当然である。

酷評された年賀状であったが、捨てる神あれば拾う神あり、一寸の虫にも五分の魂である。
H中さんに審美眼があって、本当によかった。

来年に向けて闘志が湧いてきた。

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