今日、エステ大手T社のNさんと打ち合わせしていて、猛毒のボツルヌス菌を注射して皺(しわ)取りをするボトックスの話になった。
私よりも10歳下の昭和44年生まれ、K1-MAXの魔裟斗(まさと)選手とそっくりの男前Nさんは、昨年秋頃にボトックスの施療をおでこに受けたらしい。
最初はおでこにガムテープを貼られた感覚で、全くおでこの肉(皮膚?)が動かせなくなり、やっと最近(!)普通に動くようになったとのこと。
なんのことはない、筋肉を麻痺(まひ)させて、皺を防ぐのだ。
元々はロシアの細菌兵器の研究から始まり、顔面神経痛の治療に転用され、やがて美容整形に使われ始めたとか。
この施療、目尻には注意が必要だと云う。
笑っていても、目が笑っていない表情になるらしい。
これは笑えない笑い話だ。
かと云って、笑っていても目が笑っていない嫌な輩(やから)は結構居るものだが、彼らがボトックスを受けたとは思えない。
逆説的だが、目尻の皺は、豊かな人間性の、そして愉(たの)しい人生の証(あかし)なのかもしれぬ。
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