「taspo(タスポ)がないと、○えなくなります」
駅の喫煙コーナーで看板が見えた。
○の部分は、タバコを吸っている人の手で隠れて見えなかった。
全国で順次導入しているが、タバコの自販機でこの成人識別カードがないと購入できないという、日本オリジナルの“ジョーク”だ。
最初、「taspo(タスポ)がないと、吸えなくなります」か?!と思った。
そうか!
JTも思い切ったものだ。
タバコ一本一本にマイクロチップを入れて、taspoをフィルターのところにかざさないと火がつかなくなるか、吸い口の窓が開かなくなるようシステムを開発したのか、と思った。
もしそうだとしても、やはり実効性のないことに、変わりないが。
最近のtaspo騒動は微笑ましくもある。
今日もニュースで流れていたが、どこかの街で、自販機にその店の人のtaspoをぶら下げていて、当局から叱られたとの由。
その店によるとtaspoを導入してから、店の自販機の売上が8割落ちたから、お客さんのためにやったとのこと。
店の立場になれば、8割も落ちたら、そう「工夫」するのも当たり前かもしれない。
手段が安直だっただけで。
それよりなぜ自販機をそれほど目の敵にするのだろう。
そろそろ悪いジョークだと気づかないといけない。
今の世の中、一歩外に出ればコンビニがあるのだ。
仮にコンビニがないような田舎でも、田舎の学生は至って真面目だ。
心配ない。
山火事を起こしたら、どんなに大変か彼らは知っている。
「taspo(タスポ)がないと、買えなくなります」
・・・なるほど。
新たなカードが検討されているとの情報を入手した!
「タポタポ(メタボじゃないことを証明するカード)がないと、ラーメンに背油を入れられなくなります」
「オタポ(オタクじゃないと証明するカード)がないと、当○○女子学園の学園祭には入場できなくなります」
「タノムヨ(便意を催しただけじゃなく珈琲も好きなことを証明するカード)がないと、当スタバでトイレを探してうろつけなくなります」
「テブラン(手鏡を持っていないと証明するカード)がないと、エスカレーターに乗れなくなります」
「チラミン(サングラスをかけるのが水着の女の子を見るためじゃないと証明するカード)がないと、葉山海岸ではサングラスで散歩できなくなります」
「ダボハゼン(妻帯者じゃないと証明するカード)がないと、似つかわしくない美人と当レストランには入店できなくなります」
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