2008年6月13日金曜日

尾崎小学校

ここ数日、心の中が騒がしい。
原因は明白で、月曜日に実家の母から聞いた電話の内容だ。

「あんたに伝えようと思とって忘れとったわ。小学校で一緒やったMクン憶えとるやろ?(忘れたが、話を合わせた)。あの子(と、云っても48歳か49歳である)から電話がかかってきてなぁ、盆に同窓会をやるから、あんたの住所教えて、って云われたから教えといたで」

神童だった私は、小学校を卒業すると皆とは別れて、私学の中高一貫の進学校(当時、今はそうでもないらしい)淳心学院に行ったので、小学校の同級生と再会することは半ば諦めていた。
なので36年振りの“朗報”に心が踊ったのだ。

これでも児童会長(いわゆる生徒会長)だった。
卒業式の答辞は、全員が分担して一節ずつ声に出していくのだが、
「春!希望の春!」
と、口火を切ったのは私だ。
過去の栄光である。

好きだったT島さんと再会できるかもしれない。
当時、T島さんは屹度(きつと)私のことを好きではなかったはずだ。
過去の蹉跌(さてつ)である。
そんな彼女も確実に48か49になっている。
恐ろしい。

すでに鬼籍に入った人も何人かいる。
悲しいことだ。

恩師のM藤先生も来てくれるだろうか。

高校の友人とは、まるで近所の親戚のように、しょっちゅう会っているが(と、云っても年に数回か)。

今年の盆は、帰省するつもりではなかったが。
そうもいくまい。

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