『小学○年生』と云った、小学生向けの雑誌はまだ存在していると思うが、今でも投稿コーナーはあるのだろうか。
そんなコーナーへの投稿は、小学生らしい他愛もない内容のものが多く、小学生であったときでさえ、そう思って読んでいた。
そんな中で、なぜか思い出した二コマ漫画がある。
子供が新聞の上に乗っかっている。それを母が見つけた。
母「○○ちゃん、だめでしょ、新聞の上に乗ったりしちゃ」
子「えっ?だってママはいつも新聞に載るような人になりなさいって云ってるじゃない」
新聞に載ることが、ステイタスだった時代があったのである。
確かに今でも、新聞紙上で賞賛されることはままある。
しかし、いま
「新聞に載る」
と、聞いたら、“どっち”を連想するだろう。
言葉に限らず、それを伝える媒体でさえ、“風合い”が変わってしまうのが、時の流れというものである。
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