銀座のある大手自動車メーカーに勤務する27歳、聡明な少年のような顔立ちの美女Dクンと八重洲北口の『寿司清』で会食した。
Dクンが私とのアイデンティティを語るとき、昔私から彼女を評するときに云った“感キツ類”と云う造語を憶えていて使って呉れた。
感受性が豊か、とは云うが、この場合は感受性が“キツい”のである。
説明しようとすると難しいが、要は気を回しすぎたり、人から云われたことを変に気にし過ぎたりして、損をするタイプである。
もともとは伝説のラジオ番組『鶴瓶・新野のぬかるみの世界』から生まれた言葉だと思う。
今宵もDクンは、それなりに気を遣って疲れたかもしれないが、私にとっては相手が感キツ類だと分かっているので、いつもなら話していると妄想の世界に入って悶々とするところだが、ゆるりとした時間を過ごすことができた。
また通された席がカウンターであったので(カウンターを希望したのだが)顔を見たいときに見ることができて、しかも間近だ。
『B型 自分の説明書』Jamais Jamais(文芸社)を読んだ。
編集者氏によると自費出版の持ち込み企画で1000部刷っただけだったらしいが、あれよあれよと云う間に評判になり、なんと100万部を越えたらしい。
当然『A型 自分の説明書』『AB型 自分の説明書』と続刊を出し、『O型~』も企画中との由。
私はA型である。
よってB型の、特に男には天敵が多い。
しかし本書をパラパラめくると、、、
~「人にはそれぞれの意見がある」のは認めるけど、その意見は認めない。決して。~
~話が飛ぶ。のは「それまでの過程」を頭の中で考えてるから。自分の中ではつながってる。でもそれを人に説明するのはめんどくさいし、表現できない。~
~UFOキャッチャーが割と好き。でもハマると恐いから、近づかない。~
あれ?
これって。。。
人を血液型で括(くく)ることは、やはり難しいのかもしれない。
柑橘類(かんきつるい)など“果物”で直感的に括るほうが、分類としては正しい。
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